そろそろ「TOEIC Speaking & Writingを初受験しようかな」と思ったあなたへ
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式プレスリリースによると、2017年度のTOEICの受験者数は、TOEIC LR(Listening & Reading)2,481,000人、TOEIC SW(Speaking & Writing)38,000人と、受験人数には約65倍も差がある状況。
まだTOEIC SWを受けたことがある人は少なそうですね。今回、LR自己ベスト765の管理人がSWを初受験してみましたので、感想をお伝えしたいと思います。
TOEIC SWは、どんな試験か?
「どんな試験か?」については、TOEIC 公式サイト(SW) をご覧いただくのが確実ですが、問題形式は次のようになっています。
Speakingテストは、6パート・11問。20分ほどと短いです。 (※ 画像は『TOEICテストスピーキング/ライティング総合対策』P7をキャプチャさせて頂きました。)
「音読問題・写真描写問題・応答問題・提示された情報に基づく応答問題」は練習すれば、手も足もでないという程では無い印象ですが、後半の「解決策を提案する問題・意見を述べる問題」は難しいです。
続いてWritingテストは、3パート・8問。60分と長めです。
こちらも「写真描写問題・Eメール作成問題」は練習すれば、そこまで難易度は高くない印象。そしてSpeakingテストにもある「意見を述べる問題」は難しいです。
SWあわせて80分。受験料は10,260円(税込)とLRに比べてお高めです。 Speakingテストだけを受験料6,804円(税込)で受験することもできます。
TOEIC公式サイトで、SWのサンプルテストが公開されています! 軽く眺める程度でも良いので、一通りチェックしてみてはいかがでしょうか。
まずはS120点・W120点超えを目指そう!
点数はSW両方とも200点満点、合計400点が最高得点です。自分は、初受験でS130・W120でした。結構、腕に自信のある人が受けているのか、平均点は高め(⇒公式サイトのデータ)で驚きました。
LRだとまずは「600点」が指標になると思いますが、SWの場合、まずは焦らず「S120点 / W120点」超えを目指すと良いでしょう。
僕のような「あまりSWに自信がないなぁ」という方へのテキストとして、イチオシなのがこちらの一冊です。
下記の本も人気ですが、個人的には「はじめの1冊」に選ぶなら、上記の『はじめてのTOEICテスト スピーキング/ライティング完全攻略』のテキストの方をお薦めします。著者との相性もあると思うので、どちらか気に入ったほうを購入されると良いかもしれませんね。
また、あまり分かりやすくはないですが、公式テキストも購入して、「こういうところが評価対象になるんだ」などと確認しておくと良いでしょう。
テスト会場は自分で選べます!
LRと違って、SW会場は自分で選べます。そして、管理人がそうだったのですが試験の申込み直前だと「希望の試験会場が埋まっていた!」という事もあるので、早めに申し込んでおくと良いでしょう。試験会場によっては、隣の受験者との距離が近かったり試験環境に差があります。上記のオススメ本「はじめてのTOEICテスト スピーキング/ライティング完全攻略」によると
隣との仕切りが高く、個室感覚に近いオススメ会場は、赤坂見附にあるIIBCテストセンターです。(P5)
とあるので、東京近郊の方は、この会場を申し込むのが良いと思います。
また、LRと違って、受験票に証明写真を貼らないのですが、当日、写真撮影があります。いろいろとLRと勝手が違いますが、「何事も体験しなければ分からない」「一度受験してみるのが最高の試験対策」でもあるので、まずは一度受験してみることをオススメします!
それではまた。[更新No.035] 2018/06/29