「バイリンガール英会話」の吉田ちかさん本が発売。YouTubeとマンガでso much fun! ネイティブ英語なんて必要ない!
YouTubeで無料で観れる「バイリンガール英会話」が人気の、吉田ちかさんの著書が2冊同時に発売されました。早速、「それぞれが、どんな特徴の本なのか?」ご紹介したいと思います。
ご存じの方が多いと思いますが、吉田ちかさんは2014年に放送されたYouTubeのテレビCMにも登場。YouTubeチャンネル登録数はCM出演時から大幅に増え、2015年5月現在で410,000人(41万)を越える人気ぶり!
2冊の書籍はそれぞれ全然違う内容ですが、共通するのが、バイリンガール英会話の動画のQRコードが多数掲載されている点。「最近、バイリンガール英会話の存在を知ったけど、いっぱい動画があってどれから観ていいんだ!?」という方にもピッタリの本です。
YouTubeとマンガでso much fun! バイリンガール英会話
まずはこちらの本からご紹介。特徴を一言でいうと、
マンガが豊富な「リアル英語フレーズ本」。解説も詳しい!
一冊です。本のサイズも大きめで見やすく、中身もカラフルでエンターテイメント要素が濃い内容。本の目次をみると・・・
- バイリンガール英会話へようこそ!
- 登場人物紹介
- Part1「よろしく」って英語でなんて言うの? 言えそうで言えない日本語の表現
- ・日本語の直訳でなくてOK!伝えたい気持ちをていねいに表現しよう!
- Part2 もっと他の言い方ない? 教科書英語じゃちょっと物足りない!
- ・一人4役動画のメイキング公開!
- ・海外ドラマや映画から自分らしいフレーズを身につけよう!
- Part3 シアトル英語で英語を楽しもう! 動画で見つけたリアルな英会話フレーズ
- ・未公開写真も満載!バイリンガールができるまで
- おわりに
という構成。「おわりに」に、以下のように書かれている通り、個性的で楽しい一冊になっています。
この本を作るにあたって、私は、“ありきたりな英語のフレーズ本”にはしたくないという思いが強くありました。(P126)
この本で私が一番こだわったのが、バイリンガールならではの解説文です。(P126)
ストーリー形式のマンガを通じて、多数のフレーズが学べるので記憶にも残りやすいのが特徴。各LESSONの終わりには、詳細な解説文もあります。
「なるほど」「そんな表現をするんだ」と発見が得られると同時に、アメリカに16年住んでいた著者が書かれただけあって、納得感があります。
↑ QRコード付きで紹介されている関連動画を観つつ、本書を読むと理解が深まります。
Part3では「アメリカのマックでドライブスルー英語! 」など実践的な英語も多数紹介されています。動画も「楽しく学べる」内容で、観てて楽しいです。それにしても、ちかさんの発音、めっちゃウマくて、うらやましいです。
ネイティブ英語なんて必要ない!
続いて、こちらの本の特徴を一言でいうと、
英語学習の考え方が学べる、メンタルに効く一冊。英語の名言も豊富!
な一冊です。
- まえがき
- 第1章 完璧じゃなくていい!
- 第2章 間違いを恐れない
- 第3章 英語は自分次第
- 第4章 モチベーションを維持する方法
- 第5章 取り組む前に知っておくと役立つこと
- おわりに
という構成。まえがきにあるように、
この本では、動画ではなかなかシェアし切れない、私の英語に対する思いや考え方をまとめています。(P5 まえがき)
こちらは文章が詰まった本ですが、フレンドリーな記述も多く、読みやすいです。「ネイティブ英語は目指さない」「英語はただのツール!」「なんとなくじゃ続かない」「ロールモデルを見つける」など32のメッセージが綴られています。
著名人(ヘンリー・フォード、マイケル・J・フォックスなど多数)の英語名言も綴られているのも面白いです。
A person who never made a mistake never tried anything new – Albert Einstein
「ミスをしたことのない人は、何も新しいことをしたことがない人である」- アルバート・アインシュタイン(P3)
途中にある6つのコラムでは「フレンドリーなメールの書き方」「朝から夜、一日の流れを英語で!」「英語での褒め方」なども紹介されています。
巻末には、動画の紹介コーナーがあり、[日常会話編]・[和製英語編]・[旅行編]・[エンタメ編]・[発音編]というトピック毎に分かりやすく紹介されています。エンタメ系は、結構カラダを張っている内容で(笑)、人気が高いようです。
本文中にも動画紹介は多数ありますが、個人的にはP111で紹介されていた「DearMe 自信がない私へ」動画が、思いのほか感動的でグッときました。
という事で、ざっくりですが、本の紹介はここまで。動画と同じように、本でもエンターテイメントとエディケーションがうまく融合している内容だと思います。どちらも「読みやすくて役に立つ」本ですので2冊合わせてオススメです。
Japanagos(ジャパナゴス)
さて、吉田ちかさんのセカンドチャンネルの『Japanagos(ジャパナゴス)』をご存じでしょうか?
日本の文化や風習を英語で紹介
している素晴らしい動画が満載! 日本に関心のある方はもちろん、日本人の方も「日本の良さを再発見」できる内容です。
自分もサイト管理人として携わっている「The BBB(作家の英語圏進出プロジェクト)」にも、Semiweekly-pedia of Japanというコーナーがありますが、日本の良さがもっと海外に伝われば良いなと感じます。自分自身ももっと日本の事を知りたいので、Japanagosの動画、今後も要注目です。
それと、吉田ちかさんは、『メディアのリアル』という書籍にも26ページほど登場しています。こちらの書籍は「クールジャパンとは何か?(これから日本人がどんなメディアをつくり、発信していくか)」についていろいろと考えさせられる内容となってます。ご興味ある方は、こちらもぜひ。
それではまた。[更新No.018] 2015/05/30